初めてのタイで拉致軟禁された話①

2004年5月

飛行機の中から、バンコクの夜景を眺めていた。

当時のタイのイメージは「田舎」だったので、まさかあんなにキラキラした夜景が見られるなんて思っていなかったので、衝撃だった。

ドンムアン空港に到着し、バンコクで働いていた友達と合流。そのままバンコクの中心部まで移動した。

20年近く経ったというのに、あのときの情景は今でもはっきり覚えている。

思ってた以上に高層ビルが多いこと。

屋台がたくさんあること。

深夜なのにたくさんの人がご飯を食べていること。

噂に聞いていたトゥクトゥクはあまり走ってなかったこと。

窓にはりついたまま、初めての東南アジア、初めてのタイ・バンコクの景色を眺めていた。

その日は到着も遅かったので、そのまま友達の家に直行し、疲れもあったのでそのまま就寝。

バンコクの滞在

 

初めての東南アジア、屋台はまだお腹がびっくりしちゃうかもということで、タイ初めての朝食は、フードコートで慣らしていくことから始まった。

何を食べたかはあんまり覚えていないけど、安さと美味さに感動したよね。

日本で1000円近く払って食べていたタイ料理が、こんな安さで食べれるなんて!しかも美味いし!

友達は働いているので、基本は日中一人で、夕方からタイ人の友達が色々連れてってくれるという、ありがたい滞在でだった。現地の人がいると、やっぱり違うね!

映画館に行ったときは、映画が始まる直前に、国王?の映像と国歌?が流れ、全員起立してそれを聞く→終わってから上映開始っていうのが、びっくりした。よくわかんないけど、促されるまま一緒に起立して聞いていた。

食べ物は美味しいし、雑貨は可愛いし、エスニックの服もたくさんあるし、安いし・・・・

ちょーーたのしーじゃーーん!!

タイ最高!!!!大好き!!!

ってなっていた。

 

シーロムに行ってみた

 

3週間の滞在はあっという間で、あと1週間というとき。

雨季で、午前中がバケツを引っくり返したような土砂降りなことが多く、午後2時くらいから外出することが多かった。

その日はまだ行ったことがない、シーロムに行ってみることに。何があるってわけじゃなけど、当時いわゆるちょっと怪しげな日本人街があるというので、夜は怖いけど昼なら行けそうだから、見てみようかなと思って。

BTSを降りて、ショッピングセンターに入ってうろうろしていたら、おばさんに時間を聞かれたので、教えてあげる。

「タイ人?」と聞かれたので、日本人だと答えました。

「えー!タイ人かと思ったー!」と驚いていたおばさん二人は、マレーシア人だという。

「これからお茶するんだけど、一緒にどう?」と誘われたので、暇だったし、せっかくなのでご一緒することにした。

 

まさかこのあと、あんなことに巻き込まれるなんてね、思っちゃいなかったよ、当時の私・・・・

 

つづく。

 

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