ブータンってどんな国?~パロ編~

どぅるくエアー機体ブータン

ブータン第2の町・「パロ」

 

パロは、唯一の国際空港がある町です。

そのため、飛行機でブータンに来る場合は必ず「パロ国際空港」に降り立ちます。

ブータンの玄関口となっているパロは、どんな町でしょうか?

「パロ国際空港」

パロ空港の飛行機の様子

ほとんどの人が、まずここに到着します。

機体から空港建物までは、歩いて移動になります。

外に出ると、目に入ってくるのはのどかな山々と、大きな国王ファミリーの写真。

これは2019年の写真です。今は4人の写真かな。

国王家族の写真

皆、その景色を写真に納めるため、なかなか入国審査に進みません笑。

入国審査の場所も一か所なため、人の流れについていけば大丈夫です。

ビザの提示が求められるのですが、その時によって違うのか、確認されるときもあれば、されないときもあります。念のためすぐ出せるようにはしておいたほうが良いですね。

入国時に聞かれる質問ですが、そんなに難しいことは聞かれないのでご安心を。

・何日いるの?いつ帰るの?何人で来たの?どこ行くの(町の名前)?

くらいです。何も聞かれないときもありますし。

 

無事にスタンプをもらったら、荷物を取りに行きます。

もしかしたらちょっと時間がかかるかもしれません。のんびり待ちましょう。

トイレを済ませたり、珍しいブータン様式の空港内を眺めていれば、あっという間に時間は過ぎます。

 

自分の荷物を取ったら、外に出ます。

たくさんのガイドさんが待っているので、ちょっとびっくりするかもしれません。

その中から、自分のガイドさんを探して合流です。

パロ・ゾン

別の投稿でも書きましたが、「ゾン」とは「各地域の政治の中枢」がある場所です。

小高い丘の上にあるため、すぐわかります。

↓右側の大きな建物が、パロゾンです。

パロゾンとパロの町

町の中心から、車で約15分くらいで到着です。一見近そうに見えるんですが、駐車場があるところまではぐるりと遠回りをしないといけないんです。

ゾンの一部からは、パロの中心部が見下ろせます。とても静かな場所で、人もそんなにいません。ゆっくり見てまわれます。

パロゾン内部2012年

すべて見られるわけではありませんが、お祈りする仏間や中庭などを見学できます。

全体を通して、1時間程度で見学できると思います。

ゾンは、肌の露出が多い服だと入れないので、気を付けてくださいね。

国立博物館

パロ・ゾンのすぐ近くにあるので、一緒に見てくるといいです。

円柱の建物の中に、チベット仏教、ブータンの歴史、文化、暮らしなどに関する、主に昔のものが展示されています。階段を上ったり、細い通路を通ったりと、歩いているだけでも面白いです。

入り口と出口は違います。

また、別の建物にはお祭り(ツェチュ)で使うお面や衣装のほか、仏教に関する仏絵などが置いてあります。

どちらも荷物は持って入れず(携帯も不可)、入り口のところにあるロッカーに預けます。

両方の建物を見学をした場合、興味のある方でじっくり見れば1時間~1時間半くらいかかると思います。

また、外から見下ろせるパロ川の景色や、パロの街並みがとても素敵です。

 

タクツァン僧院

ここが、パロで一番の見どころです。

タクツァン僧院

というか、ブータン国内でもトップの見どころだと思います。

ここは観光というより、トレッキングです。ほぼ1日使います。

往復5~7時間のトレッキングをして、一番奥にある「タクツァン僧院」まで行き、中を見学して帰ってくるという流れです。

片道約2時間~3時間かかります。当然ですが、行くときはずっと上り坂です。

道も、きれいに舗装されているわけではないので、場所によっては歩きにくいところも。

途中にカフェ兼休憩所があります。そこまで頑張りましょう。

そこから、目指すタクツァン僧院がきれいに見えます。

タクツァン僧院2012

もう無理だなと思ったら、そこでお茶を飲んだりして、戻ることもできますので、自分の体力と相談して決めてくださいね。

元気な人は、そこからさらに頑張りましょう!

タクツァン僧院の中には、貴重品も持ち込めないため、入り口前のロッカーに預けて見学になります。

僧院の見学は、そんなに時間はかかりません。

帰りは来た道を戻ります。先ほどのカフェで、ビュッフェランチが楽しめるので、ぜひご利用ください。

西岡チョルテン

ここは日本人なら立ち寄ったほうがいい場所かもしれません。

西岡チョルテン

外国人で唯一、「ダショー」の称号をもらった、西岡氏のお墓です。

ブータンの農業発展に貢献した日本人で、彼の功績を称え、記念碑も建てられました。

ブータンでは、知らない人はいないのではないでしょうか。

パロからハに向かう途中にあります。

パロの中心街

パロの中心に、ホテルやお土産屋、レストランがそろっています。

メインストリートに、ある程度ギュッと集まっているため、歩いてまわれます。

パロの町中 2020

お店をふらふら見たり、カフェでお茶をしたりできるので、散歩がてら散策してみるといいですよ。

ここ数年で、おしゃれなカフェが増え、欧米人の利用者を見かけるようになりました。

私が初めて行った2012年は、おしゃれなカフェなんてほとんど無かったので、久しぶりに行って、その変わりように驚きました。

パロのカフェ2020

ケーキやクッキーなどのスイーツも充実していて、迷ってしまいます。

時々、スポンジがパサパサのものもあったりするけど、それはそれでまた面白いです笑

カフェの中

パロカフェケーキ

お土産屋さんも、大体似たようなものがそろっていますし、値段もそこまで大幅に変わらないです。

パロお土産屋外観

まとめ

パロの観光は、最低でも2日は確保したいですね。

1日は、タクツァン僧院でほぼ潰れます。タクツァン僧院後は、キチュ・ラカン見学か、街歩きでしょうか。めちゃくちゃ歩くのが早くて、ブータン人並みのスピードでタクツァン僧院から戻ってこれたら、パロ・ゾンの見学に間に合うかもしれません。

2日は、パロ・ゾンや国立博物館、西岡チョルテンなどの見学。

これが無理なく効率が良いんじゃないかな、と思います。

天気によっても変わってくるので、事前の天気予報チェックは欠かせません。

ガイドさんと相談しつつ、楽しい滞在にしてくださいね!

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